第3回かえるフォト川柳入賞作品発表   2012.10.29  カエル館

今回で3回目を迎えた「かえるフォト川柳」、全国から36点のご応募ありがとうございました。
審査の結果、次の5点が入賞されましたので、ここに発表させていただきます。
選評は審査委員長の山口真一(「ワンと鳴くカエル」の本の著者)さんです。

 
最優秀賞(1点)
    
墓参り 姿を借りた 父に会う



         太野 美枝子さん(福岡県北九州市)

〈評〉墓参りで出会った1匹のカエルを亡父の化身ととらえたのが独創的です。句に写真を併せることで、無機物の石と「命」あるものとの対比も生きています。


審査委員長賞(1点)
    
あばら家も 住めば都の かえる家



          永田 政己さん(静岡県袋井市)

〈評〉虫食いの葉を「あばら家」に見立てました。ど真ん中に鎮座して何かを訴えているようなカエルの眼つきも特徴的なので、句の下五に生かせればさらによかったと思います。
                                

佳 作(3点)
    
少子化の 切り札となれ 蛙の子




           渡会 克男さん(千葉県柏市)


    
上向かぬ 景気に我は 空見上げ




          山田 和也さん(長野県宮田村)


    
乗客の 安全見守る 始発駅



          鈴木 哲子さん(静岡県湖西市)

〈評〉渡会さんと、入賞常連の山田さんの句には、カエルの姿に絡めて「少子化改善」「景気回復」という社会への願いがそれぞれ託されています。鈴木さんの着想は面白いですが、これが本物のカエルで撮れたなら格段に風情があったことでしょう。




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